セクシャリティいろいろ ~LGBT以外にも種類があるよ!~【コラム】

こんにちは。履歴書の特技欄に”LGBTへの理解”と書いたちふりんです。
前回LGBTについての記事を書かせて頂きました。今回はその続編にあたります。
そんなLGBTの確率ですが、7.6%との統計が出ています。
ですが、その他のセクシャリティも含めるともっと数は増えます。
それでも自分は当てはまってないと思ったそこのあなた!
”その他のセクシャリティ”を含めると確率は何%まで上がったと思いますか?
実はなんと、100%になるんです!
あなたも私もちゃんとどれかに当てはまってるんですよ!
今回全部は紹介しきれないから記事の中だけだと当てはまってないって人もいるけどね・・・
あなたがどれに当てはまるのか、是非チェックしてみてください!
性的指向いろいろ

性的指向はどの性別に対して恋愛感情、または性的魅力を感じるかというパターンです。
また、恋愛感情を抱く性別と性的魅力を感じる性別は必ずしも同じではありません。
代表的なものを7種類挙げていきますよー!
ヘテロセクシャル
いわゆる異性愛者。多数の方々がこれに当てはまります。
というか社会がこれに合わせてできています。
ゲイ
男性同性愛者。性自認が男性で、男性に対して恋愛感情、または性的魅力を抱くパターン。
「ホモ」という表現は差別にあたるのでご注意を。
レズビアン
女性同性愛者。ゲイの女性バージョンと思っていただければ。「レズ」の表現は差別にあたるのでご注意を。
統計によるとゲイより多いらしい。が、同性同士の身体接触が男性より多いから勘違いしやすいという見方も。
バイセクシャル
両性愛者。自身の性自認に関わらず、男性、女性両方に恋愛感情、または性的魅力を抱くパターン。
両性に魅力を感じるが片方の性により魅力を感じやすいというような事もある。
パンセクシャル
適切な訳語はまだ無いようです。男性、女性に適合しない場合を含め全ての性別に恋愛感情、または性的魅力を感じるパターン。
まだ社会が男女二極論の日本において認知度は低いです。
アンビセクシャル
こちらも適切な訳語はまだ無し。身体的、精神的、社会的性に関わらず恋愛感情、または性的魅力を抱くパターン。
バイセクシャルがパートナーを同性として、または異性として好むのに比べ、こちらは性別に関わらず。
Aセクシャル
無性愛者。他人に恋愛感情、または性的魅力を抱かないパターン。
アセクシャル、エイセクシャルと若干表記がぶれますが同じものです。
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代表的なものをあげるとこのくらいですかねー。
「え、まだあるの!?」とお思いでしょうか。
ええ。まだまだあります。
ですが、細かく分類しすぎても分からなくなると思うのでこのくらいでやめておきます。
100人いれば100通りの性的指向があると言われているのですごくややこしいんですよ、ホント・・・
性自認いろいろ

はい、では続いては性自認!
身体的な性別ではなく自らがどう認識しているか、という所ですね。
また、性的指向と性自認双方がマイノリティの人もいます。トランスジェンダーでゲイ、とか。
(上記の場合身体的性別が女性、自認する性が男性、恋愛感情は男性に向く、というパターン)
この場合同性は性自認のほうを基準とするのでうっかり間違えないように!
こちらは4種類挙げていきますね!
シスジェンダー
身体的な性と自認する性が一致しているパターン。多数派ですね。
トランスジェンダー
身体的な性と自認する性が逆のパターン。
身体的性別が男性で性自認が女性の場合MtF、身体的性別が女性で性自認が男性の場合はFtMと呼びます。
ジェンダー・フルイド
性自認が流動的なパターン。フルイドは流動性を意味します。
日によって違うとか行く場所によって違うとか気圧によって違うとか色々。
Xジェンダー
性自認が男性、女性どちらでもある、もしくはどちらでもないと感じるパターン。時や場所によって流動的な場合も。
上記のジェンダー・フルイドとの違いはXジェンダーは海外に浸透していない日本語であるという事。意味合いは似ています。
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とりあえず代表的なものをこのくらい。
アメリカのFacebookだと性別欄がなんと52通り!紹介しきれない程多いです。
それに比べて日本の性別欄よ・・・ ”男・女” の2種類しか無いじゃないですか。
最近になってその他とか増えてきましたが。
しかも明らかに性別関係なさそうなアンケートとかにもあったりする。しかも記入必須で。
もういっそのこと自由記入でいいのでは?集計が大変なんだろうけれど・・・
おわりに 細かく分けるとキリがないよね
繰り返すようですが、ここに載せたのはあくまで代表的なものです。
大多数はヘテロセクシャルのシスジェンダーですが、細かく分ければキリがありません。
セクシャリティは細かい所までは説明が難しく、マイノリティは説明をためらいがち。
説明したところで理解してもらえるかもまだまだ高い壁として存在しています。
セクシャリティに関わらず個人として見ていける世の中になればいいですね。

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