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平塚市美術館で「石田徹也展」-現代社会を風刺する画風

平塚市美術館で「石田徹也展」-現代社会を風刺する画風

石田徹也の作品「燃料補給のような食事」

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 平塚市美術館(平塚市西八幡1、TEL0463-35-2111)で現在、「石田徹也展-ノート、夢のしるし」が開催されている。

 現代社会を風刺する画風で知られる画家・石田徹也。代表作約110点に加えて、石田が遺(のこ)した51冊のノートやスケッチブックに書かれた下絵やアイデアノートを初公開する。

 石田徹也は1973(昭和48)年静岡県焼津市生まれ。武蔵野美術大学卒業後、広告グラフィックを意識した作品で頭角を現し、気鋭画家として注目を集め始めた矢先、踏切事故により31歳で急逝。没後遺作展や遺作集などで大きな反響を呼んだといわれる。

 「現代社会に鋭く風刺の目を向けた作品は若者を中心に深い共感を得ており、今の社会に生きるすべての人にエールを送る展示として、今回初公開のアイデアノートも石田徹也を知る手掛かりとなる」と同館主査兼学芸員の勝山滋さん。「若者、新社会人、あまねく悩みをもつ現代人に来てもらいたい。彼の生きざまや作品に描かれた現代人の姿を見てほしい」とも。

 開館時間は9時30分~17時(入場は16時30分まで)。月曜休館(5月5日は開館)。入館料は一般800円。6月15日まで。

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