東京都・渋谷でジョニー・デップが敬愛する風刺マンガ家のドキュメンタリー

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東京都・渋谷でジョニー・デップが敬愛する風刺マンガ家のドキュメンタリー

石田有紀  [2014/02/24]

ザジフィルムズは、ジョニー・デップが敬愛するイギリス人アーティスト、ラルフ・ステッドマンを追ったドキュメンタリー映画「マンガで世界を変えようとした男 - ラルフ・ステッドマン」を公開する。上映開始は3月8日から。上映館は東京都・渋谷のシアター・イメージフォーラム(大阪のシネ・リーブル梅田、神戸アートビレッジセンター、京都みなみ会館、名古屋シネマテークでも近日公開予定)。

「マンガで世界を変えようとした男 ラルフ・ステッドマン」が、3月8日よりシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開される 配給:ザジフィルムズ (c)ITCH FILM LTD 2013

この映画は、その作品が不適切、危険、残酷、過激、反体制的などと評されるイギリス人アーティスト、ラルフ・ステッドマンの創作活動の源に迫るドキュメンタリー。カウンターカルチャーが隆盛を極めた60年代後半にイギリスからアメリカに渡った異端児は、社会への壮絶な怒りとアナーキーなエネルギーに満ちた風刺マンガで一躍名をはせ、現在77歳にしていまだ現役だ。

また、ラルフを信奉する著名人は数多く、この作品では彼がメインビジュアルを手がけた映画『ラスベガスをやっつけろ』の原作者として知られるジャーナリスト、ハンター・S・トンプソンとの友情物語を主軸に、ビートジェネレーションを代表する作家であるウィリアム・バロウズとの交流、ラルフの熱心な収集家として知られるテリー・ギリアムやビル・マーレイの協力のもとに得られた貴重な映像などを交えながら展開される。加えて、ラルフの長年のファンであり、友人であるジョニー・デップがインタビューとナレーションを担当しており、市民の自由のために筆を執る芸術家の素顔を引き出していく。

なお、監督のチャーリー・ポールもラルフに魅せられたひとりで、広告業界出身の彼は、CM制作の傍ら15年の歳月をかけてこの映画を完成させている。劇中に挿入されているアニメーション化されたラルフの作品の数々も見どころのひとつだ。

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