#INDEX CONTENTS 使い方 サイト内検索 copyright From Japan RSS(All) RSS(Selected) 本文の先頭へ LNJ Logo 〔書評〕『でじゃぶーな人たち 風刺漫画2006―2013』山辺裕之 Home 検索 ________ Search Button Menu ホーム すべてのニュース Labornet TV コラム/エッセイ キャンペーン イベントカレンダー 海外の情報 韓国の情報 リンク From Japan レイバーネット日本 メニュー非表示 入会希望者はこちらへ おしらせ ★レイバーネットTV [tv.jpg] ★English Page [english4.jpg] ★レイバーネット川柳班 [senryu3.jpg] ★レイバーフェスタ [festa2] __________________________________________________________________ ■福島原発事故関連サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひ ろば・ラジオフォーラム・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画 ■戦争法案反対情報 総がかり行動・シールズ・高校生デモ ■YouTube(レイバーネットTV) __________________________________________________________________ ●ニュースレター (No.65・pdf) (2015/11/26) ●「牧子嘉丸のショート・ワールド」第26回(2015/12/29) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2015/12/10) ●「松本昌次のいま、読みつぎたいもの」第4回(2016/1/1) ●「木下昌明の映画の部屋」第210回(2015/12/21) ●川柳「笑い茸」NO.58(2015/12/22) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第33回 (2016/1/1) ●「黒鉄好のレイバーコラム・時事寸評」第24回 (2015/10/31) ●江藤正修・H.Shima・小林たかし・ 立山学 [laborfist.jpg] 世界のLabornet アメリカ、 中国、 イギリス、 ドイツ、 オーストリア、 韓国、 カナダオーストラリア、 デンマーク、 トルコ、 日本 User Guest ログイン 情報提供 News Item 0323hon Status: published View Share IFRAME: //www.facebook.com/plugins/like.php?href=http://www.labornetjp.org/news /2014/0323hon/newsitem_view&send=false&layout=button_count&show_faces=t rue&font=arial&colorscheme=light&action=recommend&height=21&appId=29262 8640749279 Tweet 以下、「図書新聞」のご厚意で転載紹介します。(ウェブ編集部) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー [0323hon2] 「図書新聞」2014年3月22日号 極端な右傾化による日本の危機を風刺画でアピール 安倍政権の暴走に歯止めを    山辺裕之 [0323hon1]  安倍政権の右傾化はとどまるところを知らず、「戦争ができる普通の国家」を目指して暴走し続けているが、世相風刺の漫画、イラストを描き続けている壱 花花さんが、2006年以来の政治テーマの風刺画を集大成し、フリーライターの織田忍さん、杭迫隆太さんが解説をつけたのが本書。第二次安倍政権成立後 、特定秘密保護法の強行採決など、戦後日本が堅持してきた平和主義、反国家主義の路線が、次々に反故にされていく様子が、よく分かる。  壱花花さんは、インターネットの自分のブログや、反貧困、反原発などの情報を扱っている「レイバーネット」などで作品を発表している。「体制批判が厳 し過ぎる」と、なかなか商業メディアには掲載されない、という。  第一次安倍政権、麻生政権、民主党政権時代も、有力政治家の反人民的な発言、排外主義、反中国、反韓国、従軍慰安婦問題や南京大虐殺などの、「日本の 戦争責任をなかったことにしよう」という発言や、これを支持すると極右勢力の動きなどを手厳しく批判する風刺画を書いてきたが、一昨年暮れの第二次安倍 政権成立後、戦前の大日本帝国時代に回帰することを目指すような、軍拡、中国・韓国批判、原発再稼働、新自由主義的経済政策による一段の貧富の差の拡大 と、若者の就職難、非正規労働の拡大に危機感を深め、「風刺画で分かり易く、現在の政治的危機を訴えよう」と、ふたりのフリーライターの支援を得て、出 版に漕ぎ着けた。  また、これらの問題について、反動的攻勢に抗して戦っている弁護士、住民運動家らのインタビューも収録されている。  安倍内閣の支持率は依然として高く、国民の間に、この内閣の政治路線の危険さがまだ、十分に認知されていないが、掲載されている風刺画とその解説を読 むと、日本が民主主義国家から大きく逸脱して、国家主義、全体主義、極端な民族主義に転換しつつあることがよく分かる。この国でこれから生きていく若者 たちが、この本を読んで、「こういう未来でいいのか」をよく考えるきっかけになることを祈る。  放置すれば、徴兵制で戦争に駆り出されたり、メチャクチャな労働条件のブラック企業で、健康を害するような労働を強いられることになる可能性が高く、 もはや「政治は関係ない」と言っていられる時代は去ったのだ、ということがよく分かる。若い人にこそ、読んでもらいたい本だ。(評論家) 壱花花著 でじゃぶーな人たち 風刺漫画2006〜2013 本体1500円 三一書房 http://31shobo.com/ __________________________________________________________________ Created by staff01. Last modified on 2014-03-23 14:15:38 Copyright: Default __________________________________________________________________ このページの先頭に戻る __________________________________________________________________ レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は 宛にお願いします。 サイトの記事利用について __________________________________________________________________