10歳の天才科学者スピヴェットが、権威ある科学賞の授章式でスピーチをするため、アメリカ大陸を横断する“壮大なスケールの家出”を描いた本作。いつ
もは風刺やブラックユーモアを盛り込んだストーリーが魅力的なジュネ監督ですが、本作では“感動作”という新境地を切り開いていることでも話題を集めて
います。