ただ最初に断っておくと「あの鈍重に動く不格好さがラブ」「ゴア(残虐)描写なくしてロボコップなし」「殉職したのに、生前の記憶に悩まされるサイバー
パンクなところがツボ」という方々は、アレって思うかもしれません。
しかし「ロボコップ」の本質はそこにはない! とあえて言ってしまいましょう。「キャラクター性」「アクション性」「社会風刺性」「ドラマ性」のどれを
とっても水準以上。「バットマン ビギンズ」「スター・トレック」など、ハリウッドで流行のリブート物の中でも、かなりの完成度となっています。
ストーリーはオリジナル版をトレースしつつも、現代風に新解釈。西暦2028年(わずか14年後!)、世界各地の軍事ロボット化が進む一方で、アメリカ