* メニュー一覧へジャンプ

仏風刺紙の主力画家が「次週で引退」 テロ後に預言者風刺で物議

産経ニュース


2015.9.24 08:10更新

仏風刺紙の主力画家が「次週で引退」 テロ後に預言者風刺で物議

Tweet


PR

 1月のフランス連続テロで当時の編集長らが犠牲になった風刺週刊紙シャルリー・エブドで、主力の風刺画家として活動してきたリュズ氏が23日発売の最
新号で「次週で引退する」と予告した。同氏はテロの翌週、イスラム教預言者ムハンマドの風刺画を描いて物議を醸した。

 同紙は9月中旬号で、シリア難民男児の遺体を扱った現編集長リス氏の風刺を掲載。「難民を侮辱している」と批判を浴びた。最新号2面の記事でリュズ氏
は「衝撃的であってこそ風刺画だ」などとリス氏を擁護し、批判者には風刺への理解が足りないと反論。同記事中で引退を表明した。

 フランスのメディアによると、43歳のリュズ氏は1992年から同紙で活動。テロ翌週の1面に「全て許される」との見出しを付け、預言者の風刺画を描
いた。5月には事件後の心痛を告白し「これ以上、時事問題を描き続けるのは困難だ」と話していた。(共同)

関連ニュース

[wor1503190007-n1.jpg] 仏週刊紙シャルリー・エブド、風刺画で福島第1原発事故をやゆ
* 「もう預言者描かない」 シャルリ-・エブド風刺画家
* 仏週刊紙シャルリー・エブド、風刺画で福島第1原発事故をやゆ 写真あり
* 【環球異見】〈仏風刺週刊紙銃撃テロ〉 米紙「デモに米国“不在”で連帯示せず」 写真あり
* 【仏紙銃撃テロ】ムハンマド風刺画掲載、57%が支持 反対も42% 仏世論調査
* 【仏紙銃撃テロ】フランスでテロ事件風刺の芸人拘束 表現の自由に「二重基準」?   写真あり
* 【仏紙銃撃テロ】「預言者」風刺画掲載、アルジェリアで抗議デモ「私はムハンマド」 写真あり

PR