採用された土鈴は、提灯(ちょうちん)と釣り鐘を両端につるした天秤(てんびん)を申が肩から担いでいる。重たいはずの釣り鐘が上に、軽い提灯が下に
配され、道理が逆転した世の中を風刺した大津絵を参考にしてつくったといい、日本郵便は採用理由について「申がかわいらしく、年賀の時期にふさわしいデ
ザイン」としている。