2015年10月05日 11時45分
顔を誇張 10代で描いた風刺画
印象派(いんしょうは)の画家クロード・モネ(1840~1926年)の作品を集めた「モネ展(てん)」が、12月13日まで東京都台東区の東京都美
れていて、まるで絵が自ら光を発しているように感じました。
驚(おどろ)いたのは、10代の頃に描いた風刺画(ふうしが)です。モネと聞いて思い浮かべる風景画とは大違(おおちが)いで、人々(ひとびと)の顔
を誇張(こちょう)して面白(おもしろ)おかしく描いています。
とをしたら怒(おこ)られると思いますが、この絵を見て、自分たちもちょっとやってみたくなってしまいました。
こうした風刺画は街で売られるようになり、それを目にした画家ウジェーヌ・ブーダンが、彼に風景画を描くように勧(すす)めたそうです。
モネは「睡蓮(すいれん)」の絵をたくさん残しました。描いた時期によって、筆遣(ふでづか)いや色合いが異(こと)なることに気付きます。1917