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風刺画家ヘニ・アバス
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死と隣り合わせの風刺画
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シリア人風刺画家のへニ・アバスさんは亡命先としてスイスを選んだ。シリアの秘密情報機関から逃れるためだ。アバスさんの画家仲間や、友人のジャーナリストの多く
が投獄され、拷問を受け、そして殺された。
アバスさんは1977年、ヤルムークに生まれた。シリアの首都ダマスカス南部の、巨大なパレスチナ難民キャンプがある場所だ。
ダマスカス大学で教育学と心理学を学び終えた98年に絵を描き始め、さまざまなアラブ語の新聞で風刺画を発表するようになった。
アバスさんの作品に対し読者から感嘆や批判の声が多く届き、また数々の賞が与えられた。2014年にはジュネーブで国際的な報道イラスト賞を、13年に
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(©Musée d'art et d'histoire_Genève)
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