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風刺画家ヘニ・アバス
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死と隣り合わせの風刺
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シリア人風刺画家のへニ・アバスさんは亡命先としてスイスを選んだ。シリアの秘密情報機関から逃れるためだ。アバスさんの画家仲間や、友人のジャーナリストの多く
が投獄され、拷問を受け、そして殺された。

アバスさんは1977年、ヤルムークに生まれた。シリアの首都ダマスカス南部の、巨大なパレスチナ難民キャンプがある場所だ。

ダマスカス大学で教育学と心理学を学び終えた98年に絵を描き始め、さまざまなアラブ語の新聞で風刺画を発表するようになった。

アバスさんの作品に対し読者から感嘆や批判の声が多く届き、また数々の賞が与えられた。2014年にはジュネーブで国際的な報道イラスト賞を、13年に


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(©Musée d'art et d'histoire_Genève)

風刺漫画

テプフェール スイス風刺画の生みの親

ジュネーブの画家ヴォルフガング・アダム・テプフェール(1766~1847)は渾身の力を込めて当時の社会や政治を風刺画で皮肉った。風刺画で新しい
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