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【移民ショック】難民排斥デモが過激化 メルケル独首相を「絞首台に」 放火事件も

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【移民ショック】
難民排斥デモが過激化 メルケル独首相を「絞首台に」 放火事件も

12日、ドイツ・ドレスデンのデモに持ち込まれた「絞首台」。メルケル首相らの名前が書かれたプラカードがぶら下がっている(ロイター)

 ドイツ東部ドレスデンの検察当局は13日、内戦が続くシリアなどから押し寄せる難民らに寛容な姿勢を示すメルケル首相の「絞首台」を持ちデモ行進したとして、12日夜の難民排斥デモの参加者に対する捜査を始めた。ドイツのメディアが伝えた。今年夏以降の難民らの大量流入を受け、デモは過激化している。

 問題のデモは、昨年から反イスラムデモを主催している団体「西洋のイスラム化に反対する愛国的な欧州人」がドレスデンで実施。報道によると、12日は参加者数千人が「(難民は)強制送還」「メルケルは去れ」などと連呼。板を組み合わせて作ったとみられる「絞首台」にはメルケル氏やガブリエル副首相の名前が書かれたプラカードがぶら下がっていた。

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