観光デーは、北半球のバカンス・シーズン終了、南半球のバカンス・シーズン開始に合わせ、この時期に決められた。今年2011年の観光デーのスローガンは「観光は文化を1つにする」だ。 世界観光デーは、旅行を愛するすべての人のための祝日だ。 旅行者は、ユニークな歴史建築物の周りや、火山の火口、ステキなホテルのベランダ、海岸や渓谷など、今や世界中の至る所で目にする事ができる。 昨年は世界中で、9億4千万にもの人々が旅行を楽しんだ。このうちロシア人旅行者の数は、1200万人だ。
現在、世界経済の30を越える分野が、直接間接,観光と関係している。観光関連業から得られる収入は、大分前から1兆ドルを超えている。 ロシアは観光大国となるに値する国だ。外国人旅行者を引き付ける様々な魅力を持っている。 文化・自然・観光的潜在力に関して、ロシアは世界でも5本の指に入る。普通、外国人観光客が訪れるのは、モスクワ・サンクトペテルブルグそして黄金の輪と呼ばれる古いロシアの都市だ。しかし、旅行会社が提案するロシア旅行のルートは多岐に渡り、今や1000を超えた。
他の国では類を見ないユニークな観光ルートが、ロシアにはたくさんある。例えば、ユネスコの世界自然遺産にも指定されているバイカル湖もその1つだ。世界中から多くの観光客が、地球に存在する淡水の20%を有し、世界一の透明度と深さを誇るこの古代の湖を一目見ようとはるばる東シベリア南部まで空路やってくる。
生きている地球の息吹を実際耳にしたいと欲する旅行者には、やはりユネスコの世界自然遺産となっているカムチャッカ半島の間欠泉が今人気だ。 ロシア国立クロノツキイ生物圏保護区の科学担当副責任者ウラジーミル・モソロフ氏は、VORのインタビューに次のように話している―
「カムチャッカ半島の間欠泉(写真上)は、ロシアのみならず国際レベルのユニークな天然記念物だ。よく知られているように、地球には、ああした場所が4ヶ所ある。アイスランド、ニュージーランド、イエローストン(米国)そしてカムチャッカだ。」
また「シベリアの真珠」と呼ばれている東シベリア・クラスノヤルスク郊外の自然保護区も最近、旅行者の間で注目されている。そこには、およそ100の巨大な石の柱が林立している。中には高さが100メートル近いものさえある。19世紀の末この地域に、切り立った岩を自由によじ登る方法「ストルビズム」が生まれた。「ストルビズム」を身につけた人々である「ストルビスト」達は皆、こうした自然の造形物が人間に与える好ましい影響力に気がつき、今にそれが語り伝えられている。 こうした石の柱の登るのは大変で疲れるものだが、降りる時には何故か力が満ち元気になっているというのだ。
ロシア各地は現在、自分の所にある名所旧跡を観光の目玉にしようと努力している。例えばロシア北部のヴォログダ州は、世界的にも有名なレース編みとロシアのサンタクロース、マローズ叔父さんの故郷を観光の前面に押し出している。 又シベリア・ケメロヴォ州南部のゴールナヤ・ショリア地区などでは、現地で目撃者も出ている「雪男」を観光の目玉にしている。現地の人々の話では、この地区には最大で30人(?)を越す雪男が住んでいるらしい。 又ここ最近、外国人旅行者の間で人気が出てきたのは、モスクワの北東部に位置するウラジーミル州の古都スズダリで毎年行われている「キュウリ祭り」をメインにすえて旅行を組織するようなツァーだ。
豊かな自然と文化に恵まれた広大なロシアは、21世紀の観光地として有望だ。
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