社団法人 日本物理学会
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日本物理学会のさまざまな活動


 日本物理学会(学会)は広く国内外の物理学の研究者・教育者・技術者約20、000名を擁する組織で、会員の研究成果を内外に発表し、また会員の研究上の便宜をはかることを目的として、さまざまな活動を行っています。

 学会の発足は1877年(明治10年)で、自然科学の学会では日本で最初に生まれました。会員の40%が大学、26%が民間会社、10%が官公庁に所属しており、大学院生を含む学生は13%です。

 学会は、アメリカ物理学会、韓国物理学会、ドイツ物理学会など世界の物理学会と相互協定を結び、互いの会員が同等の資格で活動に参加できるようにしています。

 学会は、月刊誌「日本物理学会誌」により物理学界の情勢を会員に分かりやすく紹介しています。また英文論文誌「JOURNAL OF THE PHYSICAL SOCIETY OF JAPAN」を毎月発行しています。このほかに,理論物理学刊行会との協力で「PROGRESS OF THEORETICAL PHYSICS」(月刊)を刊行しています。これらの刊行を通して、国の内外から投稿された物理学の研究成果をひろく世界中に報告しています。さらに、物理教育に関する情報交換のために「大学の物理教育」誌(年3回刊)、資料価値の高い論文をテーマ毎に収録した「物理学論文選集」、本会の関係する国際会議の会議録「プロシーディングズ」や、物理学に関する各種単行本などを刊行しています。

 なお、英文誌の発行と頒布を委託するために、応用物理学会と協力して、2000年4月に「物理系学術誌刊行協会」(Institute for Pure and Applied Physics、略称IPAP)を設立しました。上記英文誌2誌は、「Japanese Journal of Applied Physics」「Optical Review」の2誌とともに刊行をIPAPに委託しています。

 学会は毎年春と秋に年会・分科会を開催し、会員に研究発表ならびに討論の場を提供しています。毎年夏に開催する講習会では、そのときどきの話題となるテーマをとりあげ、物理学の基礎から最近の成果に至るまでわかりやすく紹介しています。

 学会はこのほかに、物理教育のあり方に関する検討や関係団体・機関への働きかけ、国際会議の開催、海外の物理学会との交流・協力、国際学術団体・研究機関との交流をはかるなど国内だけでなく国際的にも物理学の進歩・発展のために重要な役割を果たしています。


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