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箸が正しく使えない方、食事の後で疲れませんか?
和食は日本の文化です。そしてその和食を食す際に使用するのが箸です。当たり前ですよね。でも最近はその当たり前のこと、箸を正しく使えていない若者が増えています。
箸を正しく持てていないと、食材を落としてしまったり、切ることができなかったりと、和食に必要な動作に対応できません。
それに正しい箸の持ち方というのは、長い歴史の中で磨かれてきたものですから、一度マスターしてしまえば効率的で疲れにくく、万人に適した自然な方法なんです。
小さなお子さんがいる方は今のうちにちゃんとした箸の持ち方をお子さんに指導しましょう!
でも、ちょっとまった!お子さんに指導するのも良いですが、あなたは自身は箸を正しく使えていますか?


まずは、あなたの箸の持ち方を下のイラストでチェックしてみましょう!

よくある悪い持ち方の例

中指と薬指で押さえているので人差し指が遊んでいる

人差し指1本で押さえているので力が入らず安定しない

2本が交差しているので挟むことが難しく中指が遊んでいる

箸を握って持つ一番初歩的な持ち方で箸の機能を果たしていない

それでは、次に正しい持ち方をみてみましょう!

※正しい箸の持ち方はココをクリック



小さなお子さんなどは飽きっぽいですからゲーム感覚で練習するのがお勧めです。


移し変えゲーム
色々な材料を箸で挟んで移し変えます。
挟む材料は「丸めたティッシュ」「小さい消しゴム」「大豆」「ビーズ」「ボルト小」「ボルト中」「ボルト大」の順でレベルアップしていきます。 丸めたティッシュからビーズまでは段階ごとにサイズを小さくしていき、操作性を向上させます。 ボルトのほうはおかずを切り分けるためのパワーをつけるのが狙いなので、少しずつ重いものに変えていきます。

段位認定書印刷機能付、大豆運びゲーム
慣れてきたら、少し難易度を上げて大豆運びゲームにチャレンジしてみましょう。特に小さなお子さんの場合は誉めてあげるととてもやる気を出します。
プリンタをお持ちの方は成績に応じて段位認定書が印刷できるので、ぜひ活用してみてください。

段位認定書大人用見本
段位認定書幼児用見本

※段位認定書付大豆運びゲームはココをクリック


どうですか?ちゃんと持てるようになったでしょうか。うまくできなかった方は、無意識にできるようになるまで、がんばって練習してみてください。
どうしてもうまく持てない方には『こういうもの』もありますので、活用してみてください。小さなお子さんをお持ちの方には特にお勧めします。


正しく箸が持てるようになったら、食事のときの箸のマナーにも気をつけましょう。

やってはいけない箸のマナー
受け箸箸を持ったままおかわりをする
移り箸いったん取りかえてほかのものに変える
拝み箸両手で箸を持って拝むようにする
落とし箸食事中に箸を床に落とす
掻き箸(かき箸)茶碗の縁を口にあてがい箸でかきこむ
空箸箸を一度料理につけておきながら食べないで箸を置く
くわえ箸箸を食膳の上に置かず、口に入れくわえる
こじ箸食器に盛った料理を上から食べないで、箸でかき回して、自分の食べたい物を探りだす
込み箸口にほおばった物を箸で奥に押し込む
探り箸汁ものなどで、かき混ぜて中身をさぐる
刺し箸箸の先で突き刺して食べる
指し箸食事中に箸で人を指す
せせり箸箸をつまようじの代わりに使って、歯の間をそうじする
叩き箸叩き箸ご飯を頼むときやおかわりの時、茶碗を箸でたたいて催促する
立て箸ご飯の上に箸を突き刺す事は仏箸とも言われ、死者の枕元に供える枕ご飯の時のみ許されます
涙箸箸先から汁をたらす
握り箸掌で握る
ねぶり箸何もつかんでいない箸をなめる
箸渡し箸渡し箸で挟み上げた料理を別の箸で取ったり、箸と箸で料理をやり取りする
二人箸食器の上で二人一緒に同じ料理を挟む
振り箸箸先に着いた汁などを振り落とす
迷い箸迷い箸食べる物を決めないで箸をウロウロさせる
持ち箸箸を持ったまま、他の食器を持つ
寄せ箸箸で器を引き寄せる
横箸2本そろえてスプーンのようにすくう
渡し箸食事の途中に箸を器におくと「ごちそうさま」という意味になる


食べ終わった後の箸の洗い方の注意点
塗り箸の場合
やってはいけないのは、たわしでこすること、長時間、水や洗剤につけ熱湯で洗うのもよくありません。洗剤を入れたぬるま湯で丁寧に洗いましょう。

木製箸の場合
使用後は早く洗うことが大切です。たわしは使わないようにしましょう。洗ったあとは、よく水を切って柔らかい布などで拭き取って、箸先を上にして風通しのよい場所で陰干しして乾かします。湿ったまま放置すると雑菌が付きやすいので気をつけましょう。ただし、乾燥器は避けて自然乾燥させます。


普段なにげなく使っている箸ですが、詳しいことは意外と知られていないですよね。

箸の日
8月4日は箸の日です。神社や寺では箸に感謝をしたり、供養をする習慣もあります。(箸の供養は正月に行う場合もあります)

箸の歴史
日本で箸が使われたのは7世紀の初めで、箸を使わせたのは聖徳太子だといわれています。聖徳太子が小野妹子らの使節を中国(随)に送った際に、中国王朝の人たちが箸を使って食事をしていたことを知り、中国の使節を日本に招待する時のために、箸を使った食事の作法を朝廷の人に習わせたということです。ここから、日本で食事に箸を使う風習が始まりました。8世紀頃から箸食の文化は一般にも広がりましたが、その頃の箸の素材には竹が使われており、「箸」という字が「竹かんむり」でできているのもそのためです。

箸の数え方
初めは一具、一隻、一双、一株、一囲などと数えられていたようですが、鎌倉時代に入って一人用の膳が発達し、一つの膳に一対の箸が添えられるようになったため、現在のように「一膳」というように数えられるようになったといわれています。

箸の慣用句・ことわざ

箸洗い小さな椀に出される薄味の吸い物。一汁三菜・亭主相伴のあと、八寸の前に出される。一口(ひとくち)。湯吸い物。
うまい飯なら箸を置かぬ好きなよい仕事なら誰も止める者はいないということ。
箸が転んでもおかしい年頃なんでもないこともおかしがって笑う年頃。女性の十代後半をいう。
箸と主とは太いがよい箸は太くて丈夫なのがよく主人もしっかりしていないと頼りにならないということ。
箸に当たり棒に当たる方々の見さかいなく当たり散らすこと。
箸に目鼻をつけても男と男箸に目鼻とは、やせた人を形容する言葉で、やせても枯れても男は男として尊敬しなければならないということ。
箸にも棒にもかからない手がつけられない。どうしようもないほどひどい。
箸の弱いのと男の弱いのは食えない箸と、それに男が弱くては食べていけないこと。生きていけないこと。
箸のすたらぬ病人
・・・(意)病気なのに食欲だけは旺盛な病人のこと。
箸の上げ下ろしにも小言をいう体のちょっとした動かしようやつまらない事まで口を出して、やかましく小言を言うこと。
箸より重い物を持ったことがない大切に育てられて全く仕事などをしたことがないことのたとえ。
箸を持たぬ乞食全然何も無いこと。