#alternate (BUTTON) * Australia * Brasil * Canada * España * France * Ελλάδα (Greece) * India * Italia * 日本 (Japan) * 한국 (Korea) * Québec (en français) * United Kingdom * United States 日本 (Japan)エディション CLOSE * 新型コロナウイルス + コロナシフト * NEWS + 最新ニュース + 政治 + スポーツ + Break the Silence * WORLD + アメリカ大統領選挙 + アメリカ + 中国 + 韓国 * これからの経済 + キャリア + ビジネス * 特集 + Rethink + 3分で学ぶ世界 + 恋愛 + SDGs + LGBTQ + 表現のこれから + 知られざる世界 + 2020 + コンプレックスと私 + 家族のかたち * LIFE + Woman + Ladies Be Open + 真ん中の私たち + パートナーシップ + 旅のじかん + 食べるニュース + ハフコレ * アートとカルチャー * コラム * PROJECT + ハフライブ + ハフポストブックス + はふちゅーぶ + イベント + ハフトーク * アメリカ大統領選挙 フォローしてください 利用規約 | 個人情報保護方針 Part of HuffPost News * HuffPost 新型コロナウイルス NEWS これからの経済 特集 LIFE アートとカルチャー コラム PROJECT アメリカ大統領選挙 * Australia * Brasil * Canada * España * France * Ελλάδα (Greece) * India * Italia * 日本 (Japan) * 한국 (Korea) * Québec (en français) * United Kingdom * United States 日本 (Japan)エディション CLOSE 新型コロナウイルス NEWS これからの経済 特集 LIFE アートとカルチャー コラム PROJECT アメリカ大統領選挙 * * HuffPost NEWS 2019年09月02日 21時34分 JST | 更新 2019年09月02日 21時53分 JST 「日本で居場所が見つかった」。外国籍トランスジェンダー女性に在留特別許可が付与される 「(故郷では)LGBTであることを受け入れてもらえず、言葉の暴力などを受けていました。でも日本は扱われ方が全然違いました」 * * * * * * * * Satoko Yasuda 安田 聡子 * Jun Tsuboike 坪池順 東南アジア出身でトランスジェンダー女性のAさん(58歳)に、国が在留特別許可を付与した。  Aさんは性自認は女性だが、法律上は男性。2001年に知り合ったパートナーのBさん(日本人男性)と、17年間婚姻同然の生活をしてきた。 法律上は同性同士のAさんとBさん。Aさんの弁護士は、国は許可の理由を明らかにしていないとしつつ「二人が婚姻同然の生活を送って来たことを強く訴え てきた」「二人の生活実態や交際の経緯、そして現在置かれている状況などを個別具体的に評価をして、在留特別許可を出したのではないか」と話す。 AさんとBさん(左から) JUN TSUBOIKE/HUFFPOST JAPANAさんとBさん(左から) ■自分の居場所が見つかった 9月2日に開かれた記者会見で、Aさんは喜びと感謝の言葉を並べた。 「『ありがとう』と言う言葉だけでは足りないくらい、日本に本当に感謝しています」 「在留特別許可」とは,不法滞在やオーバーステイなど、本来であれば退去強制される立場の外国人に,様々な要素を考慮した上で在留を許可するものだ。 Aさんは1961年に東南アジアの国で生まれた。友人の誘いで1981年に初来日し、エンターテイナーとしてオーディションを受けたところ合格。興行ビ ザで日本で働いた。 Aさんの生まれた国では、LGBTQの人たちに対する偏見や差別が残っており、トランスジェンダー女性であるAさんは幼い頃から、親戚や家族から精神的 ・肉体的な暴力を受けてきた。 「男らしく鍛える」と言って山の中に置き去りにされたこともあるという。 「日本で居場所が見つかった」。外国籍トランスジェンダー女性に在留特別許可が付与される JUN TSUBOIKE/HUFFPOST JAPAN しかし1981年にやって来た日本は、ちょうどゲイボーイのブームだったこともあり「受け入れてもらえた」とAさんは話す。日本に来て半年で「自分の居 場所が見つかった」と思ったという。 「(故郷では)LGBTであることを受け入れてもらえず、言葉の暴力などを受けていました。でも日本は扱われ方が全然違いました」 1993年に日本に残ることを決意。ビザが切れてオーバーステイの状態になった。 2001年、Aさんは9歳年上のBさんと出会う。翌年には同居を開始し、2012年には二人で住むための家を購入。お互い助け合いながら家族として生活 してきたと語る。 2013年にAさんに肺がんがみつかって入院・手術をした時には、保険に入っていないAさんの医療費をBさんが全額自費で払った。 一方、2015年にBさんがくも膜下出血で自宅で倒れた時には、Aさんが救急車を呼んで病院に運んだ。Aさんと一緒にいなければ、命はなかったかもしれ ないとBさんは振り返る。 「日本で居場所が見つかった」。外国籍トランスジェンダー女性に在留特別許可が付与される JUN TSUBOIKE/HUFFPOST JAPAN ■Bさんと一緒にいたい。入管に出頭を決意 2015年、Bさんが入院している時に、Aさんは日本で始めて東京渋谷区と世田谷区で同性パートナーシップ制度がスタートしたというニュースを目にする 。 お互いに大きな病気にかかったこともあり、Aさんは自分たちもパートナーシップ制度を結べないかと思った。万が一のことがあった場合のためにも、ふたり の関係を証明できるものが欲しかった。 ふたりが住む自治体にはパートナーシップ制度はなかったが、弁護士に相談して、自分たちで「パートナーシップ合意契約公正証書」を作成。Bさんの財産を Aさんが相続できるよう、遺言も作った。 2017年3月、不法滞在を続けてはいけないという気持ち、そして何よりきちんとした形でBさんと一緒にいたいという気持ちから、Aさんは弁護士に相談 して入国管理局に出頭、オーバーステイであることを告げた後、手続きを経て在留特別許可を申請した。 手続きの間も、強制退去させられるかもしれないという恐怖を持ち続けたAさん。2019年8月14日に、在留特別許可が付与されたとわかった瞬間は泣き 崩れたという。 「部屋に入って許可が降りましたと言われて、フォルダーからカード(在留カード)を出された瞬間から、私は崩れました。泣いて何をいっているのかもう聞 こえなかった。本当に嬉しいです」 「日本で居場所が見つかった」。外国籍トランスジェンダー女性に在留特別許可が付与される JUN TSUBOIKE/HUFFPOST JAPAN ■在留特別許可の意義 中川重徳弁護士は「家族として日本で生活することを求めた法律上同性であるトランスジェンダー女性に、在留特別許可が認められたことには意義がある」と 話す。 「自分の居場所が日本にあったというAさんの言葉は、重い。実際には日本でトランス女性の方は決して生きやすくありません。結婚もできません。このお二 人は家族として認められたかもしれないけれど、結婚できない。日本もそういう問題をまだまだたくさん抱えています」 「それでも生まれた国からすれば、日本には居場所があった。そのことを日本の社会と法律が受け止め、もっといい所だと言える国になっていかなければいけ ないと思います」 中川重徳弁護士 JUN TSUBOIKE/HUFFPOST JAPAN中川重徳弁護士 日本でも、2019年2月に同性婚を求める裁判が始まった。複数の同性カップルが、同性婚の法制化を求めて国を訴えている。 三輪晃義弁護士は、今回のAさんの在留特別許可はその同性婚裁判にも関係があると話す。 「国は、『憲法24条は同性同士の結婚を想定していない』という主張をしています。ただ今回明らかになったように、想定せざるを得ないような事態という のは、日本のあらゆるところで起きていると思います」 「今回、在留特別許可という形でそれが国が認めるという判断をしたということで、本当は国も想定しないといけないということはわかり始めているんじゃな いでしょうか」 Aさんも、日本で同性婚が実現して欲しいと強く願っている。実現した時には、婚姻届を出すつもりだ。 「だって家族ですもん。心の中ではこの人は私のだんなです」 IFRAME: https://www.youtube.com/embed/I_cgB3RkiR4?enablejsapi=1 Related... * 同性婚が認められれば、私たちも「普通」に暮らせる。地方に住むLGBTQの人たちが、同性婚を1日も早く必要としている理由 * 「同性婚を認めないのは、重大な人権侵害だ」 日弁連が意見書を国に提出 * 外国籍の同性パートナーに、在留許可がおりる。「同性カップルの権利保障にとって大きな意義がある決定」 訂正の連絡はこちら * Satoko Yasuda 安田 聡子 インターナショナル&ライフエディター * Jun Tsuboike 坪池順 ハフポスト日本版ニュースビジュアルズエディター News Visuals Editor MORE: LGBTQ lgbt 家族のかたち 同性婚 トランスジェンダー Conversations 注目記事 白菜の黒い点の正体は?「食べてください」と農家のツイートが話題 白菜の黒い点の正体は?「食べてください」と農家のツイートが話題 ゆず湯の実、「お願いだから潰さないで」 銭湯店長から悲痛な声 ゆず湯の実、「お願いだから潰さないで」 銭湯店長から悲痛な声 今年はお家で「3時間おせち」。京都「菊乃井」村田吉弘さんのレシピで作ってみませんか? 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